新たに設けられた新基準
2021年4月1日に公布された「第一種動物取扱業者および第二種動物取扱業者が取り扱う動物の管理方法等の基準を定める省令」(省令基準)で決められた新しい遵守基準
経過措置が設けられる基準について
《分離型の規模》…運動スペース分離型
●犬:タテ 体長の2倍 × ヨコ 体長の1.5倍 × 高さ 体高の2倍
●猫:タテ 体長の2倍 × ヨコ 体長の1.5倍 × 高さ 体高の3倍
※猫は棚を設け2段以上の構造とする。
〈運動スペース〉
●一体型の基準(下記)と同じかそれ以上の広さがある運動スペースを
確保し、1日3時間以上運動スペースに出して運動させること。
《一体型の規模》…運動スペース一体型
●犬:分離型の床面積の6倍 × 高さ 体高の2倍
●猫:分離型の床面積の2倍 × 高さ 体高の4倍
※猫は2つ以上の棚を設け3弾以上の構造とする。
●犬:一人あたり20頭(うち繁殖犬 15頭)まで
●猫:一人あたり30頭(うち繁殖猫 25頭)まで
※犬と猫の双方を飼養する場合は、上記をふまえ、それぞれの
飼養頭数が決められます。
雌犬・雌猫の交配年齢、出産回数に関する規制は2022年6月1日からの
スタートです。
加齢による母体への負担を防ぐという観点から、雌の交配終了年齢が
決められました。
例外的に出産回数が少ない個体は、交配終了年齢が7歳(満8歳未満)
となります。例外が認められるのは、生涯出産回数が証明できる場合
に限ります。
なお、犬については、生涯出産回数も規定されています。